毛細血管の拡張と血行促進効果を狙った育毛剤は

毛乳頭への血行を促進することによって髪に栄養を沢山送り、
毛母細胞の分裂を活性化させ、育毛効果を上げるという考えから
作られた育毛剤です。
代表的な育毛剤としては、主に、専門の医療機関で
処方されるミノキシジル系の医薬品に含まれています。
それではその成分はどの様なものなのでしょうか?
以下にまとめておきますのでご参考になさってください。
毛細血管の拡張と血行促進効果のある育毛剤の成分塩化カルプロニウム
元々は胃の活動を促進し、胃下垂を治療する薬として使われていたものです。これを頭皮に塗布すると真皮内の自律神経を刺激し毛細血管の拡張と血行促進効果が得られ、また毛乳頭や毛母細胞が活性化し育毛を促す作用が認められ、脱毛症の治療薬として使われるようになりました。
セファランチン
末梢血管を拡張すると同時にアレルギーを抑え、免疫力を高める効果があり、円形脱毛症や気管支ぜんそく等の治療薬として使われています。
ニコチン酸
ビタミンB剤で末梢血管を拡張させる作用があり、皮膚炎等の治療薬としても使われています。
カブサイシン(トウガラシチンキ)
トウガラシをエタノールで抽出し取り出されたものです。毛細血管の拡張と血行促進効果があるのは当然の事、他にもエネルギー代謝を高めたり、かゆみ止めの効果もある。
カンタリジン(カンタリスチンキ)
カブト虫の分泌液に含まれるマメハンミョウという物質で、血行促進作用がある。
酢酸αトコフェノール
ビタミンE剤で毛細血管の拡張と血行促進効果の他血管壁の強化作用もある。
オオタカナール
毛細血管の血行促進効果の他細胞機能強化作用もある。
ミノキシジル
元々血液降下剤として使用されていたものですが、副作用として毛細血管の拡張と血行促進効果が認められた成分。
毛細血管の拡張と血行促進効果のある育毛剤の成分 (漢方系)オウギ
マメ科ゲンゲ属のハーブで毛細血管の拡張作用の他栄養改善効果もあるとされている。
カンキョウ
生のショウガを蒸して乾燥したもの。血液循環を促進させる。
コウカ
キク科の2年草でベニバナの管状花の乾燥したものです。この油分がビタミンE(血行促進)と同じ働きをさせます。
サンショウ
皆さまご存知の「山椒」です。果実や葉に薬効があるとされ、血行促進の他胃腸薬にも使われている。
ショウキョウ
ヒネショウガの根茎を乾燥させたもの。血行促進や新陳代謝を高める作用がある。
センキュウ
セリ科センキュウのひげ根を除いた根茎を湯通しし、乾燥させたもの。この精油分が毛細血管の拡張と血行促進効果がある。
センブリ
はリンドウ科センブリ属の二年草で元は胃の血行促進と機能改善の健胃薬として使用されていたものです。この効果から育毛剤に試された経緯がある。
タンジン
シソ科の植物でタンジンの根を乾燥させたもの。血行促進を促す。
朝鮮ニンジン
ウコギ科の多年草でここから抽出したサポニンと成分が血行促進やストレス解消等の薬効をもたらしている。
トウキ
セリ科の多年草でこの根から抽出された精油が毛細血管の拡張と血行促進効果をもたらす。他に貧血等にも効果があるとされている。
トウニン
モモの成熟した種子を乾燥させたもので、血液の循環を良くしたり体温を上げる働きもある。
ニンニクエキス
言わずと知れたニンニクから抽出されたエキスは毛細血管の拡張と血行促進効果の他にも皮脂の過剰分泌を制御する働きもある。
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